「メキシコのコーヒーってどんな味わい?」と思われる方も少なくないかもしれません。
メキシコの面積は日本の約5倍で、コーヒーの産地はメキシコ湾岸のベラクルース州、グアテマラ国境沿いのチアバス州、
そしてメキシコ国土の太平洋側中南部に位置するオハイオ州の3州が三大生産地とされております。
今回皆様に提供するコーヒーの産地であるオアハカ州のコーヒーは、個性が多種多様であることが特徴です。
「ハニーオアハカ ペタテドライ」はウネカフェ(UNECAFE)という小規模農家による生産者組合によって生産されます。同組合は、生産者家庭の経済とライフスタイルを向上させ、持続可能な高品質コーヒーの生産を目指してます。
「ペタテドライ」とは、ペタテと呼ばれるヤシの繊維で編んだ敷物の上でコーヒー豆を乾燥させる方法で、はちみつのような風味に仕上がるとして行われる伝統的な方法です。
今回は中深煎りの焙煎度で提供いたします。挽き立てのドライな状態で香るアロマは、ダークチョコ、ナッツ、シナモン、マロンを思わせる印象を受けます。口に含んだ時やのど越し、余韻の印象は、カカオ、青りんごのテイストとシルキーな舌触りとなります。
全体を包み込む柔らかな甘い香りと、口当たりのしっかりとした苦味・ボディ感、長い余韻の甘味が特徴の「ハニーオアハカ ペタテドライ」。ぜひご賞味ください。
◆生産エリア :中南部オアハカ州
◆生産者 :UNECAFE
◆産地標高 :1,200~1,300m
◆栽培品種 :ティピカ、ブルボン
◆精選方法 :ウォッシュド
◆乾燥方法 :ペタテまたはコンクリートパティオでの天日乾燥
◆焙煎度 :中深煎り